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スタッフブログ

令和観⑤

 暑い暑い8月も終わったと思いきや、まだまだ暑さが続き、依然として暑さが収まる気配のない今日この頃です。皆さんは、いかがでしょうか。早くこの暑さから解放されたい一心であろうと思います。もう少し、今少しの辛抱が求められます。今年は本当に辛抱や我慢することを、とことん胸に刻まれた思いもします。

 8月の主な出来事を拾っていきます。政治的には「韓国が日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決定し、日本に正式に破棄通告をしたこと」、日本側はこれに抗議したとはいえ、韓国は自国の正当性を主張し、日韓関係が一段と悪化しています。そして、関係維持の見通しが立たず、平行線のままになっている点。過去の植民地支配の出来事を蒸し返し、政治的な駆け引きが続いています。国際的には「北朝鮮が短距離弾道ミサイルを8月中、5回も発射、これは新型と推定されていること」、アメリカへの挑発行為、韓国への警告、日本への見せしめにも思われる、幼稚な行為と言わざるを得ないようです。また「アメリカでは、銃の乱射事件が相次ぎ、テキサス州で22人が死亡、オハイオ州で9人が死亡、その他でも発生したこと」、銃所持を認めているアメリカにとって、銃の規制がいかに難しいか、長年の銃所持の事実を転換することの困難さが垣間見られます。さらには「香港では、政府への抗議デモ、香港国際空港で座り込みを開始、多くの便が欠航、若者らは空港から排除」、まだまだ香港政府への抗議デモは、依然として収まる気配はなく、続けられています。逃亡犯引き渡し条例に端を発し、これだけではなく、さらにいくつかの要求を香港政府に突き付けています。中国政府とのからみもあり、予断を許さない状況になってきています。経済的には「韓国を輸出手続き簡略化の優遇対象国から除外、逆に韓国も日本を優遇対象国から除外することを発表」、双方の言い分の食い違い、一体どうなっていくかが心配になります。政治の決断が経済に、さらには外交等の他の分野にまで悪影響を及ぼす怖さがあります。一番しっぺ返しを受け、困るのは、国民になりますね。国際協調主義の時代とは言え、民族主義が強くなると、収拾がつかなくなるといえます。その他、「米中の制裁関税の応酬」が続いています。社会的には「あおり運転の男と一緒にいた女も逮捕」、傷害容疑や犯人隠避容疑になりますが、どうしてこんなことをするのか・・・、理解に苦しみますね。通常の常識や良識が通用しないのであれば、本当になさけなく、困ったとしか言いようがありません。根本の人間教育が問われてしかるべきでしょう。その他、「4歳の女児に暴行したとして母親の交際相手の男を逮捕」、虐待の連鎖から抜けきれないでいる世の中、命の尊さへの思いが微塵もないということは、悲しいことです。子どもを守ることへの啓発が急務です。子どもの命を全力で守るのは、大人の責任でしかあり得ませんね。

 いやはや、かくもこれ程の出来事が、わずか一か月の間に起こるわけです。人間のなす業、業の恐ろしさや悲しさを見せつけられます。やはり、ただ事ではありませんね。100%完全とはいかなくても、ある程度の見識やそれなりの訓練ができていれば、事故や事件は発生しにくくもなります。そういう人間、そういう社会、そういう世の中、そういう国になってほしいと、願うばかりです。せいぜい、自分を含めて自分の周りでは、そのような考えや行動に意欲を持って取り掛かれるよう、日ごろから心得ていくことが肝要となりましょう。今月も、無事に一日一日を、精いっぱい生きていけるよう、全力を尽くしていくことにしましょう。

 

     YKカウンセリング&心理相談室 

         代表  山田 幸一

  

令和観④

 猛暑が続いています。夏本番です。35°以上の猛暑日が連日になっています。こうなると、熱中症への十分な警戒が必要です。熱中症の疑いで救急搬送、そして死亡、高齢者がその半分を占めているようです。早めの水分補給、室温を28°以下に下げるなどの対策が必要になります。何事も早期が肝心です。早め早めの対策を心がけましょう。

 7月中の主な出来事です。政治的には、「韓国との経済摩擦」が目を引きます。「対韓国輸出規制を強化」の問題、「徴用工問題で、仲裁手続き期限切れ」の問題等、「参議院選挙で、与党が改選過半数を獲得」、改憲議論の是非、国民の半数以上は期待、国際的には、「米のホルムズ海峡の安全確保を目的とする有志連合構想」「英首相にジョンソン氏が就任」「北朝鮮が日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発発射」、経済的には、「最低賃金が平均901円に」、今年度の引き上げの目安は全国平均で27円とし(現在874円)、東京や神奈川では初の「1000円台」になる見込み、社会的には、「京都アニメーション放火で35人が死亡」、男がスタジオに侵入、ガソリンをまいて放火、従業員ら68人が死傷、男も重体、「吉本興業の不祥事」等々、次から次へと様々な事件や事故が発生し、尊い命が奪われています。

 一見、平穏・無事な社会が裏を返せば、空恐ろしい世の中の様相として現れて見られます。これが世の中の現状と思えば、それまでですが、安心・安全の中でも警戒心を怠ってはいられない殺伐さを感じる今日この頃になっています。

 前記の「京アニ放火事件」に関して言えば、用意周到で計画的、凶器所持、襲撃目的、何らかの恨みの爆発、これしかないという破壊的行為、これをしなくてはいられないという衝動的で、徹底さ、執拗さ、いわばストーカー的心理状態が散見されます。根底にあるものは、やはり「強度な恨み」ということになるでしょう。この感情を止めることができないわけです。もはや誰の言うことも聞けない頑とした、しかも修正不能な心理状態といえるでしょう。そうなると、自己中心的な言動になってしまい、事の是非をも判断しかねることになってしまいます。ここが人間の狂人に化してしまう「恐ろしさ」といえましょう。犠牲になった方々のご冥福をお祈りいたします。本当にお気の毒な事件でした。

 この暑さの折ですが、当相談室は、それにもめげずにクライアントの抱える問題の糸口を一つ一つ解きほぐしていくことに努力を傾注していきたいと思います。どうぞ、くれぐれもお体にはご注意してください。

                      YKカウンセリング&心理相談室

                         代表  山田 幸一

 

令和観③

 今だに梅雨明けしない今日この頃です。暑くても汗ばんでも、晴れやかでさわやかな毎日を過ごしたいものです。もう少し忍耐強く待つことにしましょう。国内外の情勢は厳しいものがあります。核やミサイルの問題、経済制裁の行方、合意やその反故の問題、飢えや貧困の問題、緊張と緩和の問題、輸出入規制の問題、領土や主権の問題、領海侵犯や拿捕の問題、保護主義の問題、防衛や抑止力の問題等々、どれをとっても、油断のならない問題ばかりがはびこっています。国の行方は、国民生活へ直接的・間接的に影響を与えます。何がどうなっていくのか、何が必要で何を求めていけばよいのか・・・難しい問題に直面しています。一般国民としても、注視していく必要がありましょう。

 6月中にも、いろいろなことがありました。政治的には、「親による体罰禁止」、親による子どもへの体罰禁止を盛り込んだ児童虐待防止法等の改正法が可決・成立しています。法律による禁止規定がないので、しつけと体罰が混同されていたとはいえ、体罰をしつけとして繰り返す親の正当性は、子どもにとっては何の意味もなく、子どもの成長にも有効的ではないという良識を持つことから始めないと、問題の解決にはならないといえます。国際的には、「香港の大規模デモの行方」が気になるところです。今現在もデモが続いています。今後、どうなるのでしょうか。逃亡犯条例の改正に反対する大規模デモに発展しています。中国の「一国二制度」の難しさが露呈しています。香港行政長官の手腕が求められます。社会的には、「2歳の子が衰弱死で母親らを逮捕」した事案、北海道で起こった事件で、21歳の母親と24歳の交際相手を傷害や保護責任者遺棄容疑で逮捕しています。わが子ををかわいいと思えない精神的・心理的疾患が潜んでいます。根本的な要因が解決されない限り、虐待はなくならないように思います。法律では救済されない悲惨な状況が見え隠れしています。もう一つ、「大阪吹田市千里山交番で巡査の拳銃を奪取」、33歳の男は強盗殺人未遂容疑で逮捕されましたが、計画的犯行であったようです。巡査は一命を取り戻したとのことですが、本当に不幸中の幸いでした。なにゆえに交番を襲ったのか、政治的な背景はないとしても、恨みやつらみがあったかもしれません。巡査に職務質問をされたことで、恨んでいたのかもしれません。あるいは、拳銃への異常な関心があったのかもしれません。いつ、どこで、何があるのか、皆目わからない世の中です。訓練してきた警察官でさえ、咄嗟に背後から襲われれば、自己を防御することも困難になります。緊張に緊張を強いられる仕事であるだけに、用心には用心を心がけていただきたいと思います。勿論、一般市民の私たちも、日ごろから自己防衛の方法をシミュレーションしておくことに越したことはありません。

 もうすぐ本格的な夏を迎えます。お体にはくれぐれも気を付けてお過ごしください。

                      YKカウンセリング&心理相談室

                           代表 山田 幸一

 

 

令和観②

 平成の天皇陛下(明仁陛下)が退位され(4/30)、皇太子徳仁親王殿下が第126代天皇に即位され(5/1)るとともに、新元号が令和に改元されて1ヵ月が経過したわけですが、殺傷事件が相次いで発生し、社会に大きな衝撃をもたらしています。

  5/28、川崎市多摩区で小学校の児童18人とその保護者2人の計20名が、刃物所持の男(51歳)に次々と刺され、11歳の女児と保護者の男性が死亡した事件です。男は犯行直後、自分の首を切って自殺を図るという何ともやりきれない痛ましい事件でした。犯人はすでに死亡しており、事件の全貌解明は難しくなってしまうのですが、やはりここに至る動機は一体何であったのかを究明することは是が非でも必要となりましょう。そして、何度となく同じような事件が起こらないようにすることが、社会全体の責任でもあります。

 いろいろな報道がなされています。また、諸角度からのコメントが発せられています。ことが事だけに、そう簡単には語れないのが現状といえます。引きこもりは、いろいろな要素・原因によって引き起こされる中での一つのプロセスであるとの実感があります。引きこもりを何とかしようとするあまり、周りの原因に目が向こうとしません。今後の対応に一考を加えていく必要があります。

 犯人の側面からすれば、「攻撃的、激怒性、相当なエネルギーを温存した上での激高性、通り魔殺人、近所付き合いもなく、挨拶もなく、そうかといっておとなしい、言動からして強い殺意、計画性と準備、入念な下見、引きこもり状態、うらみやつらみ、嫉妬、孤立や孤独、短絡的、自暴自棄、テロ行為ではない犯行、死を覚悟した大量殺人、追い込まれた単独犯、無差別殺人、刃物所持、社会への挑戦と見せしめ、8050問題、発達上や人格形成上のゆがみ、パーソナリティの問題、反社会的行為・・・」等々、こういうところの背後にあるものは何なのかを一つひとつ解きほぐし、動機を解明していくことが大事になりましょう。

 この種の事件対策は、平成13年以降、大阪・秋葉原・新潟などで発生した事件の教訓として、都度採られてきたものの、今回は想定外といわれていますが、果たしてそうでしょうか。「通学路の警備体制、登下校時の安全確保、集団登校のパトロール強化、通学路や集団の場所の四角確認、防犯カメラの設置、不審者情報の共有、人・物・お金の有効活用、危機意識の涵養、こころのケア、心理的フォロー・・・」等々、安全点検として考えられてきました。特に、バス停留所で子どもををどう守っていくかについては、子どもの列の前後に先生や警備員などを必ず配置し、前後左右への警戒を怠らないことが大切であり、過去の悲惨な教訓から、この警備・警戒態勢が導入されなかった点には驚くばかりです。また、これも過去からの教訓として考えてしかるべきだった点は、子どもたちがバス停から乗車する時間帯だけでも、近くの交番から見守り警戒をお願いすることや、パトカーを配置して警戒してもらうことが考えられなかったことです。この種の警戒態勢を考えることは、しげく当然と言わざるを得ないわけです。もっともっと、警察を含めた関係機関の真の連携を探り、実行していただきたくことが必須といえます。

 さて、今後どのような支援が必要になりましょうか。確固とした再発防止策の再検討とその実行が急務です。犯行は目の前からだけではなく、左右からも、また今回のように背後からの犯行に備えなくてはなりません。これで命を落とすことになるわけです。警察官が立っているだけでも、犯罪は防止できるのです。パトカーが通りすぎることで、犯罪が未然に抑止できるのです。簡単なようで、見逃してしまいます。今回もこのことさえも考えられなかったといえます。防犯や犯罪抑止は、地域社会全体で、こころのケア、声かけ運動、地域ボランティア活動等々、多々考えられますが、過去にないレアなケースなどと考えずに、決定的に盲点・四角を突かれたと反省すべきでしょう。

 最後に、今回の事件で残念なことは、犯人へとのかかわりを得るチャンスを行政が見逃してしまったのではないかということです。親族が十数回も行政に相談をしているのです。それは、犯人の引きこもりを懸念した上での相談であったようですが、行政は一度も彼に会っていなかったことは問題ではなかったかということです。もし彼に会って引きこもりのことではなく、「高齢であるおじさん、おばさんの今後のことを一緒に考えていただけなせんか・・・」「行政としていろいろなサービスで支援していきたいと思うのですか・・・」という視点から、会うチャンスをなぜ作らなかったかということも申し上げておきたいと思います。引きこもりの人への対応が全くなされていなかったと思うのです。引きこもりには、多様なニーズがあり、対応も様々であることは申すまでもありませんが、行政の知恵と勇断が欲しいものです。何十年もの長期間、恨みやつらみで頭が錯綜としていても(言動が過激であっても)、他人に危害を加えなかったわけですが、この時期にきて引きこもりのことを言われたことが引き金になって一気に狂気化してしまったのでしょう。彼の激高性を考慮して、家庭訪問する時は、行政のみではなく、保健福祉センター職員も含め、また自宅付近には警察の生活安全課の刑事が様子見するとか、やはり関係機関の連携や知恵が極めて足りないと思うわけです。彼に優しい言葉をかけながら、おじさんとおばさんの将来を一緒に案じ、考えることで福祉・医療サービスを展開するということを大前提に対応していけば、激高することもなく、今後、若干でも関係性が維持できたと信じたいと思います。人と関わることには、不安とリスクがつきものです。これを乗り越えないと、人へのケアや支援はできないということを今回は、断言しておきたいと思います。次から次へと火だるまのごとく発生する事件・事故、何とかしたい・・・とは思いますが、まずは本人自身の意識の涵養と身近にいる家族の支援に注視したいと思います。 

                     YKカウンセリング&心理相談室

                         代表  山田 幸一

 

 

 

 

 

 

令和観①

 5月1日、内閣は新しい元号を「令和」と決定し、発表しました。万葉集の「梅花の歌三十二首」序文から引用したもので、日本の国書から出典されたものは初めてのようです。「和」という文字は想定されましたが、「令」という文字は想定外であったのは、素人の私のみではなかったかもしれません。しかし、「和」という文字が元号の二文字の中の一つに入っていただけでも、何か「平成時代」の平和がこの先にも続くような気がします。「平和」を希望、希求することは、いつの世でも願ってやまないことですが、果たして「平和」の中での「安らぎ」が垣間見られる令和時代になりますでしょうか・・・一人ひとりの心がけにこそ期待したいものです。

 新元号の「令和」を考案されたとされる国文学者の中西進さんが、令和の「和」について、「和を持って貴しとせよ」を思い浮かべると語ったそうです。思想信条の違いからの紛争、憎しみ、死闘、離反、恨み、つらみ、断絶、葛藤、傷つけ合い、・・・、いろいろな感情が交錯してきます。「和」の尊さはわかっていても、感情に左右されて、忘れてしまうのが人間というものかもしれません。困ったものと言ってしまえば、それまでですが、感情のコントロールが効かない状態になってしまう怖さも持ち合わせています。この「和」の尊さを忘れないようにするためには、どうしたらよいのでしょうか。常日頃から脳裏に焼き付けておく必要がありましょう。自分の一つひとつの言動に対する反省や内省を心がけて、その日の一日を終えるような日々の前向きな努力が功を奏します。「良いこと」は忘れがちになります。頭のどこかにインプットしておき、いつ何時でも即、アウトプットできるように訓練しておくことが大事になりましょう。

 令和の時代が、特にこれかれの若い方々にとって喜びと希望に満ちた生きがいのある日本社会になって欲しいことを、願って止みません。4月中にも、社会的な物騒な事件・痛ましい事故が起きています。19日には、「東池袋で87歳の男性が運転する車が赤信号を無視して横断歩道に突っ込み、母子をひき殺してしまった」事故です。高齢者の運転のリスクがこれほどまでに叫ばれているにもかかわらず、運転してしまう人の気心に多大の疑問を抱きます。単に「法改正や認知症検査、運転免許証返納」の問題では済まされない問題になります。高齢である自分を過信してしまう愚かさが見え隠れしています。大事なのは本人の家族の対応(独居であれば、かかわりのある役所や周辺の人等)と本人の自覚と決意にかかっていると言っても過言ではありません。それなくしてこの種の事故の減少は期待されないと言えましょう。「おごり、高ぶり、過信」から早めに脱却できる自分を取り戻すことに懸命にならないといけないでしょう。人の死はどんなに償ってもかえってきません。高齢である自分の最期が平穏・無事であることへの願いを常日頃から感受し、人を尊重する精神を持ち続けるならば、早めに自ら免許証返上や運転中止の決意表明ができることでしょう。そう願いたいものです。もう一つは。29日にお茶の水女子付属中学校で、秋篠宮家の長男悠仁さまの机に刃物が置かれているのが見つかった」事件です。その4日後に男が建造物侵入容疑で逮捕されましたが、よくも物騒なことをするものです。「天皇家に不満があった・・・」とのことですが、いかなる主義・主張であっても、反社会的な行為は認められませんね。天皇制は国の最高法規である憲法の下で「象徴天皇」が明記されていますので、普段はあまり感じなくとも、国のシンボルとしての天皇制は尊重する気構えを持つことが日本人として大切でしょう。今回、第125代天皇陛下(御名:昭仁)が皇室典範特例法の規定により退位され、新天皇が即位されました。いわば、憲政史上初めてとなる退位で平成が幕を閉じたことになったわけです。

 これからも本当に、いろいろな事件や事故が起きたとしても、未然に防止したり、その原因を究明して少しでも結果が軽くなったり、軽減・減少を心がける努力を惜しみなく遂行していくことが大事な世の中になっていくことでしょう。生身の人間の成す技ですから、完全・完璧とはいきませんが、何事でも7.8割が完遂できれば、しめたものです。100%を求めすぎてもいけませんね。ほどほどに、ちょっと色を添えるぐらいで満足することがよろしいでしょう。                 

これからも、当相談室は前向きに、ひた向きに、こつこつと努力し、失敗しても再起をかける人への支援に邁進していくことにします。どうぞ、よき日、よき時代でありますように!!!

 

                      YKカウンセリング&心理相談室

                          代表  山田 幸一

世相観⑬

 4月となりました。早いものです。「光陰矢の如し」、どんどんと時が過ぎ去っていきます。あれこれやろうとしては、しおれ、また立ち止まり、事はうまく運ばないことが多い今日この頃です。そして、心を入れ替えては前に進もうとします。失敗の経験があれば、次は少しははかどり、前よりもうまくいく機運が感じられ、やる気と自信が蘇ってきます。この繰り返しですね。これが人生というものでしょう。よいことも、わるいことも、すべて受け入れて、いずれはよいことを多く成していくことができるというものです。

 元号が決まりました。来月から「令和」が用いられます。なかなか大変な作業になったわけですね。国の成すことですから。一般市民からすれば、その作業の大変さは感じることなしに、新元号を使わせていただけるわけですね。この作業に携わることができるのは、一握りの人々なわけですが、使うことができるのはすべての日本人ですので、その一人として喜び・敬意・信頼・希望を持って今後の人生を全うしたいものです。こういう時は、幾分とも新鮮な気持ちと前進の気構えが内心に伝わってくるものです。そして、いろいろなことを大事にしたい気持ちにもなります。

 3月中にも日本の内外に様々な出来事が起こりました。政治的には、「統一地方選(11道府県知事選)の告示」「2019年度予算101兆円が成立~100兆円を超えたのは7年連続で過去最高」、国際的には、「17年2月にマレーシアで起きた金正男氏殺害で殺人罪に問われたインドネシア国籍の女1人を釈放」「ニュージーランドのモスクで銃乱射、50人が死亡」、経済的には、「みずほが6800億円の損失計上を発表」、社会的には、「ゴーン被告が保釈」「江東区のマンションで80歳女性を強殺、3人逮捕」「児童虐待の2018年度の摘発、過去最多の1380件、被害児童は1394人」「杉並区のアパートで32歳女性を殺害、容疑の乳児院同僚の男を逮捕」等々、人間の持つ強欲や身勝手さが感じられます。

 人の相談を誠実に受けたり、カウンセリングを実施している身としては、全面的に自己の内面を表に表すことなく、冷静沈着な判断が求められます。まずはその人の身になって考え、行動することが要求されます。自分はさておき、人を優先させる社会には、上記のような痛ましい犯罪行為は起きないと信じたいと思いますが、生身の人間の成す技ですから、誰かがどこかで制御してあげないと、世の中の統制が取れず、どんどんと崩れていきますね。こういう社会にあっては、相談室の存在も、どこか意義があると思うしだいです。悩み多き人は是非お越しください。そして、肩の荷を下ろしていただきたく思います。

 

世相観⑫

 日本という平和な国、社会、地域に生きている者として、その平和感に浸っているわけにはいかない内外の問題が、多々あります。政治上では、安倍総理が北方領土問題の解決に意欲を燃やしています。領土問題と並行してロシアとの平和条約締結への意欲を強く協調しています。「固有の領土」という概念と「4島返還」がセットになっている感がしますが、どこかで妥協しようとしている感もしなくもありません。国家間の駆け引きがヒシヒシと伝わってきます。

 沖縄県民投票が行われ、辺野古埋め立ての反対が71%を占め、投票資格者総数の4分の一を超えました。普天間飛行場の辺野古移設に伴う埋め立ての賛否が問われたわけですが、長い道のりを多額の税金を投じてまで、そして反対派を押し切って進めること、双方とも妥協はしないで、さらに長い年月をかけて戦うこと、どう考えても終着点が見えてきません。日米安保条約がある限り無理ですね。国もここまで推し進めてきて後戻りはできないでしょう。さらに溝が深まる中で埋め立てが強硬に進んでいくことでしょう。この基地をなくして、その代わりの移転はしないことを日米が決定することしか方法はないわけですが、それができない、しないところに沖縄国民の民意をよそに進められていくこと、政治とはこのようなものか・・・とも考えてしまいます。

 もう一つ、厚労省の不適切統計問題で組織的隠ぺい工作はない、と「特別監査委員会」は否定しています。「甚だしい職務怠慢」は当然としても、国家公務員の職務は、国の方針に沿った職務にマッチした職務の推進でなくてはならないわけで、そこには少なからず政治の関与があり得るということは、素人でも直感するところです。一定の範囲や限度を越えてはならない職務という特色から、いろいろな問題や課題が生じてくることでしょう。

 国際的には、米朝首脳再会議がありました。物別れに終わったようです。あくまでも国連決議に沿って、単に経済制裁の解除に惑わされることなく、厳正に世界の脅威を軽減する立場から対処して欲しいものです。日本もそろそろ独自の対処をしていかなくては、特に懸案の拉致問題は時間がありません。日朝会議の行動に移すための組織体と足がかりを結成すべきでしょう。政治的決断と決心が求められます。オリンピックどころではないかもしれません。

 心が研ぎ澄まされる話題もありました。競泳女子の池江選手が、自身の白血病との診断をツイッターで公表したことです。全国から多くのメッセージが寄せられたようですが、「自分に乗り越えられない壁はないと思っています。必ず戻ってきます」とつづっています。これからの選手です。越えられない壁はないでしょう。単なる一言、二言が人の心に感動を呼び起こし、生きる力・意欲を醸し出してくれます。前に進むための決意と準備が求められます。

 当相談室も、前に進むこと、その障害を取り除くこと、いい今日、もう少しいい明日、必ずやいい将来を瞼に焼き付けることをモットーにしています。

                        YKカウンセリング&心理相談室

                              代表 山田 幸一

 

世相観⑪

 新年がスタートし、すでに2月に入り、国内外の事象も急ピッチで結論を急ぐがごとく進んでいる感じを受けます。4月1日には「平成」に代わる新元号が公表されることになっています。待ちどおしいというよりも、一体どんな元号が決定されるのか、興味津々ですね。決して若くはないにしても、新世代をまた生きられる楽しみも、頭のどこか片隅にあることは、確かなことです。事件・事故に限らず、いろいろなことがあるのでしょう。いくら対策を練って対応したとしても、完全にゼロにすることは、不可能なことです。時代は繰り返されるとはいっても、人間社会にとって、不幸なことや、悲しいことは避けていきたいものですが、これとても別な形で再出現してきます。何とも、やりきれない思いですが、仕方のないことと思いながらも、やはり世のため、社会のため、家族のため、人のために努力して不幸にならないように、悲しみに陥らないように心を入れ替えて生きていこうとするのが、人間というものでしょう。そういう意味での、生きていく価値や生きがいが感じ取れたならば、しめたものですね。

 この1月中にも、さまざまな由々しき事が起こっています。政治分野では、「勤労統計の不適切調査の問題で、調査方法に誤りがあったこと(全数調査すべきところ、抽出調査で済ませたこと)」です。国内外に示す日本の基幹統計がお役所によって歪められたことは、日本という国に対して正しい認識がされないことになり、国家公務員の任務・責務を全うしていないことにもなります。要は、規定に従って全数調査をすればよいのであって、また抽出調査をしたのであれば、その復元処理をすればよかったのですが、その認識すらなかったことは、極めて問題視すべきことになるでしょう。

 国際分野では、「韓国の徴用工訴訟で韓国国内にある新日鉄住金の資産差し押さえ」の問題、社会分野では、「東京渋谷区の竹下通りで21歳の男が暴走し、歩行者8人がはねられ負傷した事件」「昨年の7月に大阪堺市であおり運転して男子大学生を死亡させた40歳の男に殺人罪を認定し、懲役16年の判決を言い渡した事件」「少学4年の長女の髪を引っ張り首をつかむなどして暴行(後に死亡)した父親を傷害容疑で逮捕した事件」「昨年の11月から茨木で行方不明になっていた女子大生の遺体を発見し、同市の35歳の男を死体遺棄容疑で逮捕した事件」など、凶悪で悲しい事件が頻発しています。これからの長い人生を奪われてしまった被害者の方々にどう謝まるのでしょうか、謝るだけでは済まされるはずがないわけですから、どう対処するのでしょうか、対処する方法があるのでしょうか、現状では刑に服することしかないのでしょうが、人の生命・身体を汚すことが、どんなに悲惨で残忍で非人間的なことであることを認識できなかったのでしょうか、逮捕された後や裁判上で「反省している」「謝りたい」と言っているのを聞きますが、誰もが聞きたくない言葉でしょうね。困った人間としかいいようがありませんね。どんなことがあっても、やってはいけないことなのですから。

 「人の命は尊いもの」と、いろいろな所で言われています。本当に・・・本当に親身になって考えて行動していかなくてはなりません。事件はすべて「後の祭り・・・」になってしまっています。これではどうしょうもありません。行動する前にストップさせる精神を養っていかなくてはなりません。そのための心身の訓練が必要です。多少のことがあっても、命だけは守られるようにするためには、社会が、周りが防止すること以上に、個人が自分自身の言動に責任を持たなくては、犯罪はいっこうに未然に防止されないことになります。一人ひとりの認識(命の尊さなど)が最も求められています。

 当相談室でも、犯罪被害者や犯罪実行者などの相談やカウンセリングを行い、心のケアをはじめ、認知の歪みを修正し、他人に迷惑をかけない行動に導く継続指導も行っています。どしても自分を抑えられない、すぐ手が(暴力が)出てしまうなどで、お悩みの方はどうぞお越しください。一緒に検討していきたいと思います。

                    YKカウンセリング&心理相談室

                          代表 山田 幸一  

世相観⑩

 新年明けましておめでとうございます。新年は「箱根大学駅伝」を見ることからスタートします。毎年のことになりますので、欠くことができません。若者のハツラツとした、あの走りには、ドキドキ感があります。まさに感動のスタートになります。箱根駅伝も第95回になるということですから、歴史と伝統が感じられます。一位争い、シード権争い、接戦の戦いが垣間見られます。                                                   そういえば思い出すのが、父親の姿です。私の父親は亡くなってすでに、30年を経過していますが、中央大学専門部出身で、箱根駅伝はよくラジオで聞いていたのを思いだします。当時から中央大学は箱根駅伝でも、上位優勝の伝統校でしたから、応援していたのでしょう。山梨県大月市の山間で、半農半公(東京都公務員)の生活をしていましたので、正月の二日、三日は、ラジオを持って畑に出かけて箱根駅伝を聞くのが楽しみであったことでしょう。私も、幼いながらも箱根駅伝のことが頭に焼き付いていたのかもしれません。今は亡き父親を思い出すのも、この新年の箱根駅伝が契機になります。一年のスタートのバネになっていることにもなります。                                    「しかけ」と「バネ」、今年の世の中の中心的原動力になるようにも思います。果たして、今年はどのような世の中になることでしょうか。安定と不安定、発展と停滞の境目で、アップダウンの激しい世の中がスタートするような感じもします。そういう中にあって、一人ひとりが、何を思い、何を感じ、何を目指して、どう行動していけばよいのでしょうか。まだまだ先が見えませんね。最後に「サムウエル・ウルマンの"青春”の詩」を記します。

 「青春、それは人生の一時期のことにあらず。心の在り方をいう。ばらの頬、紅の唇、しなやかなる手足のことにあらず。  確固たる意志、ゆたかなる想像力、たくましき情熱をさす。青春とは、生命という深い泉のほとばしりにほかならぬ。   青春とは、怯懦を斥け、安念を求める心に打ち克つ勇猛心の充実を意味する。それは時に、二十歳の青年以上に、六十歳  の人間にも宿っている。齢を重ねただけで、人は老いない。理想を捨てた時、我らは老いる。歳月は皮膚にしわをきざむ  が、情熱を失えば、たましいにしわが寄る。迷い、恐れ、気おくれこそ、心をいやしめ、精神を芥におとしめる。」

 今年も、迷い、悩み、不安など、問題解決のための糸口を探索し、そのための方策を提示し、行動に結びつけていただければ、幸いです。安心・安全・健康・幸せを、心よりお祈りいたします。

                    YKカウンセリング&心理相談室

                          代表 山田 幸一

世相観⑨

 

 今年も、あとわずかです。あっという間の1年間でした。毎年そう思うのですが、年を重ねたことの結果かもしれません。1つの時代が過ぎ去ろうとしています。そして、新しい時代を迎えようとしています。その大きな移り変わりの中でどう考え、どう受け入れ、どう行動していけばよいのでしょうか。確かに、年を重ねるということは、また、新しい時代を生きられることにもなり、その喜びをしかと肝に銘じ、生きていきたいものです。そして、平成以降に誕生した若者たちにとって、夢と希望のある世の中であってほしいと願いたいと思います。

 さて、相談室の相談も、日常生活のいたるところに存在する問題が多くありました。家族間のトラブル、精神疾患を抱える娘さんとお母様の今後の行く末、暴力の問題、夫婦間のトラブル、少年問題、犯罪問題等々、今何とかしなくては収拾がつかないような事案ばかりでした。時間をかけ、その要因を明確にし、一つひとつ解きほぐしながら、問題解決の方策を一緒に考え、行動していくという地道な方法が是非とも必要になります。それぞれの方の可能性を信じ、カウンセリングの手法を用いて、納得のいく結果を導き出す努力をしてきました。そして、ボランティア精神を大いに発揮し、何事にもとらわれない気持ちを持ち続けることで、当相談室の真価を発揮することができました。

 最後に、家族問題が発生する要因の一つに、家族のチームワーク不足を感じています。この点について、記述したいと思います。

 家族のチームワークは大事です。家族のそれぞれの目標に向かっていくために、一人だけのずばぬけた能力だけではどうにもなりません。家族の一人ひとりが自分のポジションや役割をしっかりと理解し、家族の連携の下で、家族チームワークとして進んでいければ、問題解決は早くなります。また、一人ひとりの個性を生かして、今何をしたらよいのかを相互に考え、行動することが求められるでしょう。自分に足りないところは、家族の誰かから学び取り、家族チームワーク全体で切磋琢磨することが必要と痛感します。そんな家族チームワークが強くなっていくのですね。家族の気持ちを可能な限り一つにして、共に感動し、共に苦労し、共に励まし合い、共に喜べることが、何よりの家族の生きがいにもつながります。新しい年を迎えるに際し、さらに家族チームワークを強化し、家族の期待に応えられるよう願うものです。

 よいお年をお迎えください。当相談室は、来年も進展していきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

                    YKカウンセリング&心理相談室

                          代表 山田 幸一

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