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当相談室の経緯②

当相談室が最初に手がけたのが、ストーカーの問題でした。1997年頃で、この時期はまだ規制法がない時代でしたから、どういう人物がどういう行為をしているのか、犯罪になるのかならないのか・・・等々、マスコミ(新聞・TV・女性誌等)はやっきになっていました。その前年の1996年に「ストーカー」という翻訳本が日本で話題にもなり、私も読んでみたのですが、どうもこういう問題(執拗に追い掛け回す行為、執着心が根っこにある行為、偏った思いを正当化する行為・・・行為は相手に忍び寄る行為全般)は、刑事時代にもとりあつかった経験があることを直感したわけです。ましてや、法律にひっかかるかどうか微妙な行為であったため、軽犯罪法・迷惑防止条例・刑法等に頼らざるを得ない経験もしていました。

 そこでまずは、私にできることとして、「ストーカー講座」を開講することにしました。1997年の10月~月1回をペースに開催することにしました。運よく、都下府中市の「TAMA市民塾」で講座の企画を募集しており、ここに企画参加したのです。35名くらいの塾生が参加し学習にも熱が入りました。塾生は、この問題に興味・関心がある方、女子学生を持つ主婦の方、現に執拗な行為をされている方、銀行のお客様相談窓口の課長さん、等々でした。この講座を開催することになって、それ以降、この種の本の出版や全国各地から、さまざまな形態の相談が寄せられたり、TVや雑誌等でのコメントが展開されていきました。休日を利用してのボランティアでしたので、大変な思いでしたが、どこかでだれかが助けられていると思うと、もう後には引けない、やらざるを得ない義務感と正義感でいっぱいでした。これも、刑事経験が大いに功を奏したわけで、ストーカーの人物像やその心理分析、対応策を編み出すことができたのです。

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