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スタッフブログ

当相談室の経緯⑨

「少年犯罪・非行とカウンセリングの実際」

 最近の少年犯罪は、親から見て自分の子供は勉強ができるから悪い風には育たないとか、あまり柄のよくない友達がいるから不安・・・という単純なものではなくなっています。「腹が立った」「誰でもよかった」「苦しがるのを見るのが快感だった」「面白半分のノリでやった」など、動機が多種に及んでいます。実際、親に悩みを打ち明けない子供が多いことも問題を複雑化していますが、さりとて話せる友達もいない現実があります。

 ただし、犯罪や非行に走る前兆や何らかのシグナルが見え隠れしているので、それをいかに察知し、道を外さないかにかかっていると、いえましょう。

 その意味でも、多様化する少年犯罪や非行を取り巻く背景には、理解しがたいものがありますが、あえて彼らのなかに踏み込んで真摯に向き合うことによって、「彼らには彼らなりの道理があること」「彼らは彼らなりに精一杯生きようとしていること」「彼らのシグナルを察知して欲しいと思っていること」などが垣間見られるのです。

 そのような彼らの特徴としては、「自己評価の低さ」があげられます。その気持ちをしっかりと受け止めなければ、さらに犯罪や非行に移行してしまいます。そうした危険信号に気づくことで、少年自身の自己評価を高めていくカウンセリングが必要になってきます。

 そんな時は、少年を支えながら本人や家族を守るお手伝いが必要です。少年犯罪にかかわった経験を活かして、さまざまな問題を親切・丁寧に解きほぐす努力が、彼らを正道に導く源となるでしょう。

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