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世相観⑩

 新年明けましておめでとうございます。新年は「箱根大学駅伝」を見ることからスタートします。毎年のことになりますので、欠くことができません。若者のハツラツとした、あの走りには、ドキドキ感があります。まさに感動のスタートになります。箱根駅伝も第95回になるということですから、歴史と伝統が感じられます。一位争い、シード権争い、接戦の戦いが垣間見られます。                                                   そういえば思い出すのが、父親の姿です。私の父親は亡くなってすでに、30年を経過していますが、中央大学専門部出身で、箱根駅伝はよくラジオで聞いていたのを思いだします。当時から中央大学は箱根駅伝でも、上位優勝の伝統校でしたから、応援していたのでしょう。山梨県大月市の山間で、半農半公(東京都公務員)の生活をしていましたので、正月の二日、三日は、ラジオを持って畑に出かけて箱根駅伝を聞くのが楽しみであったことでしょう。私も、幼いながらも箱根駅伝のことが頭に焼き付いていたのかもしれません。今は亡き父親を思い出すのも、この新年の箱根駅伝が契機になります。一年のスタートのバネになっていることにもなります。                                    「しかけ」と「バネ」、今年の世の中の中心的原動力になるようにも思います。果たして、今年はどのような世の中になることでしょうか。安定と不安定、発展と停滞の境目で、アップダウンの激しい世の中がスタートするような感じもします。そういう中にあって、一人ひとりが、何を思い、何を感じ、何を目指して、どう行動していけばよいのでしょうか。まだまだ先が見えませんね。最後に「サムウエル・ウルマンの"青春”の詩」を記します。

 「青春、それは人生の一時期のことにあらず。心の在り方をいう。ばらの頬、紅の唇、しなやかなる手足のことにあらず。  確固たる意志、ゆたかなる想像力、たくましき情熱をさす。青春とは、生命という深い泉のほとばしりにほかならぬ。   青春とは、怯懦を斥け、安念を求める心に打ち克つ勇猛心の充実を意味する。それは時に、二十歳の青年以上に、六十歳  の人間にも宿っている。齢を重ねただけで、人は老いない。理想を捨てた時、我らは老いる。歳月は皮膚にしわをきざむ  が、情熱を失えば、たましいにしわが寄る。迷い、恐れ、気おくれこそ、心をいやしめ、精神を芥におとしめる。」

 今年も、迷い、悩み、不安など、問題解決のための糸口を探索し、そのための方策を提示し、行動に結びつけていただければ、幸いです。安心・安全・健康・幸せを、心よりお祈りいたします。

                    YKカウンセリング&心理相談室

                          代表 山田 幸一

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