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令和観①

 5月1日、内閣は新しい元号を「令和」と決定し、発表しました。万葉集の「梅花の歌三十二首」序文から引用したもので、日本の国書から出典されたものは初めてのようです。「和」という文字は想定されましたが、「令」という文字は想定外であったのは、素人の私のみではなかったかもしれません。しかし、「和」という文字が元号の二文字の中の一つに入っていただけでも、何か「平成時代」の平和がこの先にも続くような気がします。「平和」を希望、希求することは、いつの世でも願ってやまないことですが、果たして「平和」の中での「安らぎ」が垣間見られる令和時代になりますでしょうか・・・一人ひとりの心がけにこそ期待したいものです。

 新元号の「令和」を考案されたとされる国文学者の中西進さんが、令和の「和」について、「和を持って貴しとせよ」を思い浮かべると語ったそうです。思想信条の違いからの紛争、憎しみ、死闘、離反、恨み、つらみ、断絶、葛藤、傷つけ合い、・・・、いろいろな感情が交錯してきます。「和」の尊さはわかっていても、感情に左右されて、忘れてしまうのが人間というものかもしれません。困ったものと言ってしまえば、それまでですが、感情のコントロールが効かない状態になってしまう怖さも持ち合わせています。この「和」の尊さを忘れないようにするためには、どうしたらよいのでしょうか。常日頃から脳裏に焼き付けておく必要がありましょう。自分の一つひとつの言動に対する反省や内省を心がけて、その日の一日を終えるような日々の前向きな努力が功を奏します。「良いこと」は忘れがちになります。頭のどこかにインプットしておき、いつ何時でも即、アウトプットできるように訓練しておくことが大事になりましょう。

 令和の時代が、特にこれかれの若い方々にとって喜びと希望に満ちた生きがいのある日本社会になって欲しいことを、願って止みません。4月中にも、社会的な物騒な事件・痛ましい事故が起きています。19日には、「東池袋で87歳の男性が運転する車が赤信号を無視して横断歩道に突っ込み、母子をひき殺してしまった」事故です。高齢者の運転のリスクがこれほどまでに叫ばれているにもかかわらず、運転してしまう人の気心に多大の疑問を抱きます。単に「法改正や認知症検査、運転免許証返納」の問題では済まされない問題になります。高齢である自分を過信してしまう愚かさが見え隠れしています。大事なのは本人の家族の対応(独居であれば、かかわりのある役所や周辺の人等)と本人の自覚と決意にかかっていると言っても過言ではありません。それなくしてこの種の事故の減少は期待されないと言えましょう。「おごり、高ぶり、過信」から早めに脱却できる自分を取り戻すことに懸命にならないといけないでしょう。人の死はどんなに償ってもかえってきません。高齢である自分の最期が平穏・無事であることへの願いを常日頃から感受し、人を尊重する精神を持ち続けるならば、早めに自ら免許証返上や運転中止の決意表明ができることでしょう。そう願いたいものです。もう一つは。29日にお茶の水女子付属中学校で、秋篠宮家の長男悠仁さまの机に刃物が置かれているのが見つかった」事件です。その4日後に男が建造物侵入容疑で逮捕されましたが、よくも物騒なことをするものです。「天皇家に不満があった・・・」とのことですが、いかなる主義・主張であっても、反社会的な行為は認められませんね。天皇制は国の最高法規である憲法の下で「象徴天皇」が明記されていますので、普段はあまり感じなくとも、国のシンボルとしての天皇制は尊重する気構えを持つことが日本人として大切でしょう。今回、第125代天皇陛下(御名:昭仁)が皇室典範特例法の規定により退位され、新天皇が即位されました。いわば、憲政史上初めてとなる退位で平成が幕を閉じたことになったわけです。

 これからも本当に、いろいろな事件や事故が起きたとしても、未然に防止したり、その原因を究明して少しでも結果が軽くなったり、軽減・減少を心がける努力を惜しみなく遂行していくことが大事な世の中になっていくことでしょう。生身の人間の成す技ですから、完全・完璧とはいきませんが、何事でも7.8割が完遂できれば、しめたものです。100%を求めすぎてもいけませんね。ほどほどに、ちょっと色を添えるぐらいで満足することがよろしいでしょう。                 

これからも、当相談室は前向きに、ひた向きに、こつこつと努力し、失敗しても再起をかける人への支援に邁進していくことにします。どうぞ、よき日、よき時代でありますように!!!

 

                      YKカウンセリング&心理相談室

                          代表  山田 幸一

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