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スタッフブログ

令和観③

 今だに梅雨明けしない今日この頃です。暑くても汗ばんでも、晴れやかでさわやかな毎日を過ごしたいものです。もう少し忍耐強く待つことにしましょう。国内外の情勢は厳しいものがあります。核やミサイルの問題、経済制裁の行方、合意やその反故の問題、飢えや貧困の問題、緊張と緩和の問題、輸出入規制の問題、領土や主権の問題、領海侵犯や拿捕の問題、保護主義の問題、防衛や抑止力の問題等々、どれをとっても、油断のならない問題ばかりがはびこっています。国の行方は、国民生活へ直接的・間接的に影響を与えます。何がどうなっていくのか、何が必要で何を求めていけばよいのか・・・難しい問題に直面しています。一般国民としても、注視していく必要がありましょう。

 6月中にも、いろいろなことがありました。政治的には、「親による体罰禁止」、親による子どもへの体罰禁止を盛り込んだ児童虐待防止法等の改正法が可決・成立しています。法律による禁止規定がないので、しつけと体罰が混同されていたとはいえ、体罰をしつけとして繰り返す親の正当性は、子どもにとっては何の意味もなく、子どもの成長にも有効的ではないという良識を持つことから始めないと、問題の解決にはならないといえます。国際的には、「香港の大規模デモの行方」が気になるところです。今現在もデモが続いています。今後、どうなるのでしょうか。逃亡犯条例の改正に反対する大規模デモに発展しています。中国の「一国二制度」の難しさが露呈しています。香港行政長官の手腕が求められます。社会的には、「2歳の子が衰弱死で母親らを逮捕」した事案、北海道で起こった事件で、21歳の母親と24歳の交際相手を傷害や保護責任者遺棄容疑で逮捕しています。わが子ををかわいいと思えない精神的・心理的疾患が潜んでいます。根本的な要因が解決されない限り、虐待はなくならないように思います。法律では救済されない悲惨な状況が見え隠れしています。もう一つ、「大阪吹田市千里山交番で巡査の拳銃を奪取」、33歳の男は強盗殺人未遂容疑で逮捕されましたが、計画的犯行であったようです。巡査は一命を取り戻したとのことですが、本当に不幸中の幸いでした。なにゆえに交番を襲ったのか、政治的な背景はないとしても、恨みやつらみがあったかもしれません。巡査に職務質問をされたことで、恨んでいたのかもしれません。あるいは、拳銃への異常な関心があったのかもしれません。いつ、どこで、何があるのか、皆目わからない世の中です。訓練してきた警察官でさえ、咄嗟に背後から襲われれば、自己を防御することも困難になります。緊張に緊張を強いられる仕事であるだけに、用心には用心を心がけていただきたいと思います。勿論、一般市民の私たちも、日ごろから自己防衛の方法をシミュレーションしておくことに越したことはありません。

 もうすぐ本格的な夏を迎えます。お体にはくれぐれも気を付けてお過ごしください。

                      YKカウンセリング&心理相談室

                           代表 山田 幸一

 

 

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