令和観④
猛暑が続いています。夏本番です。35°以上の猛暑日が連日になっています。こうなると、熱中症への十分な警戒が必要です。熱中症の疑いで救急搬送、そして死亡、高齢者がその半分を占めているようです。早めの水分補給、室温を28°以下に下げるなどの対策が必要になります。何事も早期が肝心です。早め早めの対策を心がけましょう。
7月中の主な出来事です。政治的には、「韓国との経済摩擦」が目を引きます。「対韓国輸出規制を強化」の問題、「徴用工問題で、仲裁手続き期限切れ」の問題等、「参議院選挙で、与党が改選過半数を獲得」、改憲議論の是非、国民の半数以上は期待、国際的には、「米のホルムズ海峡の安全確保を目的とする有志連合構想」「英首相にジョンソン氏が就任」「北朝鮮が日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発発射」、経済的には、「最低賃金が平均901円に」、今年度の引き上げの目安は全国平均で27円とし(現在874円)、東京や神奈川では初の「1000円台」になる見込み、社会的には、「京都アニメーション放火で35人が死亡」、男がスタジオに侵入、ガソリンをまいて放火、従業員ら68人が死傷、男も重体、「吉本興業の不祥事」等々、次から次へと様々な事件や事故が発生し、尊い命が奪われています。
一見、平穏・無事な社会が裏を返せば、空恐ろしい世の中の様相として現れて見られます。これが世の中の現状と思えば、それまでですが、安心・安全の中でも警戒心を怠ってはいられない殺伐さを感じる今日この頃になっています。
前記の「京アニ放火事件」に関して言えば、用意周到で計画的、凶器所持、襲撃目的、何らかの恨みの爆発、これしかないという破壊的行為、これをしなくてはいられないという衝動的で、徹底さ、執拗さ、いわばストーカー的心理状態が散見されます。根底にあるものは、やはり「強度な恨み」ということになるでしょう。この感情を止めることができないわけです。もはや誰の言うことも聞けない頑とした、しかも修正不能な心理状態といえるでしょう。そうなると、自己中心的な言動になってしまい、事の是非をも判断しかねることになってしまいます。ここが人間の狂人に化してしまう「恐ろしさ」といえましょう。犠牲になった方々のご冥福をお祈りいたします。本当にお気の毒な事件でした。
この暑さの折ですが、当相談室は、それにもめげずにクライアントの抱える問題の糸口を一つ一つ解きほぐしていくことに努力を傾注していきたいと思います。どうぞ、くれぐれもお体にはご注意してください。
YKカウンセリング&心理相談室
代表 山田 幸一
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