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スタッフの日記

世相観④

 猛暑・酷暑で大変な気候でした。8月の半ばになり、暑さは少しは和らぎましたが、まだまだ油断はできない状況です。

 7月中にも、いろいろな事象が起こり、世の中なかなかいい方向には進んでいないのでは・・・と、疑念を持ってしまいます。いくつか取り上げてみますと、

・文科省の2幹部を汚職で逮捕(文科省の私大支援事業を巡り、東京医科大学に便宜を図る見返りに息子を同大に合格させてもらった・・・)

 まだ、こんな汚職をしている官僚がいるとは、驚きですね。また、大学のトップが隠密裏にやっていることは、教育の名を口実に社会悪を蔓延させているわけで、教育者としてはあるまじき行為ですね。こういうことは、してはいけないと毅然とした態度で対応できる幹部・トップであってほしいものです。

・オウム13名の死刑執行(オウム真理教事件に関与した教祖の松本死刑囚らを死刑執行)

 この3週間で13名の死刑が執行されるのは戦後最大級の規模という。この事件では29名

が犠牲となり、6500超が負傷を負った。優秀な人間をそこまで悪の行為者に仕立て上げた教祖とは、また教祖に信奉した若き彼らの心情はいかなるものであったか、さらには何が彼らをそこまでさせたのか・・・、いまだに明らかになっていないところが、奇妙でもあり人間心理の複雑さでもある気がします。

・西日本豪雨、死者200名超(広島・岡山・愛媛など11府県に大雨特別警報が発令、西日本に記録的豪雨が襲い、激甚災害に指定された)

 自然災害も年とともに広域・最悪になっています。自然の脅威には100%勝ち目がないでしょう。いかに被害を最小限度に食い止めるか、人間の英知にかかっているといえます。災害は、いつ、どこからやってくるかは、想像に絶するものがあります。少なくとも、死に至らない方策を個人も、社会も、国も今以上に考えて早期に対応していくのが得策でしょう。

・その他、横浜市の病院で入院中の男性2名が中毒死した事件で、当時勤務していた看護師を殺人容疑で逮捕)

 看護師といえば、人の命を率先してまもり、人権を擁護する立場の専門職のはずなのに・・・何が彼女を狂わせてしまったのか、職務放棄とはいっても、命を奪うその心情を理解するのに苦しみます。通常ではない心理が強度に作用し、そこから逃れたい一心であったとすれば、もはや看護師としての責務は果たせなかったといえましょう。それにしても、病院の誰かがストップさせることができなかったのでしょうか。

 いやはや、いろいろなことが起こります。真新しいことばかりではなく、またか・・・という事案も多いわけです。誰かが何処かで、セイブさせるストッパーが求められます。各所の専門職に期待をせざるを得ません。人間を狂わせてしまう根源を断ち切るか、軌道修正させるか・・・気づきの習得や訓練の必要性を感じる今日この頃です。

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